Google Cloud Platform(GCP)にプロジェクトを作成する

2019年5月26日

Google Map、youTube、Search Console等Google製品にあらゆるのAPIがあるのだが、これを利用するためには、APIキー(あるいは他)を取得しなければならない。

しかし、これが分かりづらいことおびただしい。実際にYouTube APIキーを、はるか昔に取得して現在も利用しているのだが、新たにSearch Consoleのキーを取得しようとして戸惑った。

以下はざっくりとした仕組みを外観するものだ。ほぼ初心者のようなものなので、誤解があるかもしれないが、ご了承いただきたい。

Google Cloud Platformの中にある

Googleのアカウントが必要なことは言うまでも無いのだが、その上でGoogle Cloud Platform(GCP)のコンソールに行く。

https://console.cloud.google.com

これが何かと言えば、基本的には、Google Cloud Platformという、AppEngineやらBigQueryやらのGoogleインフラを使ったサービスになる。

「いやいや俺はYouTubeのAPI(もしくは他のAPI)だけでいいんだ」と言っても、強制的にこれを見せられることになる。もちろん不要ならば利用する必要はない。APIキーだけ取得すればよい。

しかし、APIキー取得の仕組みとしては、この大きなGCPの中の一部になっている。これだけは覚えておかないと混乱する。

プロジェクトとは何か

次に混乱するのは、「プロジェクト」という言葉の意味だ。あちこちウェブ検索してみると、「まずプロジェクトを作れ」と言われるのだが、一つのプロジェクトの中で、必要であればYouTube APIとSearch Console APIの両方をとるべきなのか、はたまたそれぞれ別プロジェクトとすべきなのか、その目安がわからない。

今現在理解した範囲では、「プロジェクト」の最も重要な点は。課金がプロジェクト単位で行われるということだ。

※もちろん、YouTubeやSearch Console等のAPIでは制限はあるものの、課金制ではないらしい。利用頻度の高いGoogle Mapsは課金制になっているようで、もちろんGCPサービスは課金される。

ということで、複数の種類のAPIを取得する場合に、同一プロジェクトとするか別プロジェクトとするかなのだが、無料APIを使う場合にはどちらでも良いように思う。将来的に課金が必要になった場合に考えれば良いことかもしれない。

※ただし、デフォルトではプロジェクトは12件までしか作成できないようだ、ただし私の場合だけかもしれない(後述)。

※また、APIキーを別プロジェクトに移動できるのかどうか未確認。

プロジェクトの数

プロジェクトの数については、以下に説明があるのだが、初期設定がいくつかは書いて無いようだ。

https://support.google.com/cloud/answer/6330231

まぁ、要するに状況によっては無料でプロジェクト数を増やさないでも無いかもよ、みたいなことが書いてある。

プロジェクトを作成してみる。

画面の通りだ、何も難しいことは無い。

メニューからホームに戻り、今作成したSearchConsoleプロジェクトを選択する。

プロジェクトの削除方法

ちなみにプロジェクトを削除する手順は以下だ。

30日後に削除ということは、そのあいだプロジェクトの数は減らないということなのだろうか?このあたりは未確認。