CentOS8設定メモ
ゴール
- CentOS8をホストとするが、仮想マシン上のゲストとしてCentOS6を使用する。
- ホストOSが起動したときにゲストも起動すること。
- ゲストOSは何らかのRAID上にそのデータがあること(今回はソフトウェアRAID)。
- このマシンは遠方のオフィス内に置くので、リモートで簡単にアクセスできなければいけない。
- ただし、LAN内ではポート全開放でよい。
対象マシンとBIOSの設定
- 中古のPowerEdge T110 II
-
BIOSをUEFIモードにする。
- PERC S100BIOSは使えないため(Windowsでしか使えない)、Embedded SATA settingsをRAIDからAHCIに変更。
GUIインストーラでインストールする
ディスクが4台あるが、とりあえず最初の一台目に自動パーティションでインストール。
デスクトップ環境を選択肢、追加として仮想化関連の必要そうなものを指定する。
SELINUX、firewalldを止め、cockpitを有効化。
/etc/selinux/configでdisabledにする。
systemctl disable firewalld
systemctl enable cockpit.socket
再起動。
これ以降は、別マシンからhttps://マシンIPアドレス:9090のcockpit経由で操作する。
vnc serverのインストール
tigervnc-serverをインストール
設定は以下を参考にさせていただいた。
これ以降はWindows上のVNCビューアからアクセス。
AnyDeskをインストール
VNCサーバ上で5.5.4-1.el8というCentOS8(64bit)というバージョンをインストールするも、Windows側から接続できない。
Windows側は「接続しています」の表示。Linux側には何の表示もされない。とりあえず断念する。
gnome3を何とかする~gnome-tweaks
デフォルトのGUIは使いにくくて仕方が無い。classic-modeというものがあるというのだが、設定方法が不明で断念。
しかし、gnome-tweaksというものがあった。
yum install gnome-tweaks
で、単純にgnome-tweaksコマンドを起動すれば、そこでいろいろと画面の状態を変更できる。
行ったことは、最小化・最大化ボタンの追加、余計なアニメーションのストップ。
gnome-extentions
gnome-tweaksでできないことは、gnome-extensionsで可能らしいのだが、とりあえず保留。
ソフトRAIDの構築
以下を参考
Sambaを入れる
Samba4が入っており、これはsecurity=shareは使えないようだ。こちらとしては、LAN内のごくわずかな人間しか使わないので認証などいらないのだが。。。
以下を参考にさせていただき、これを改変した。
[global]
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
workgroup = WORKGROUP
server string = Samba Server
log file = /var/log/samba/log.%m
max log size = 50
security = user
passdb backend = tdbsam
load printers = no
map to guest = Bad User
guest ok = yes
guest only = yes
guest account = nobody
create mode = 0777
directory mode = 0777
[public]
comment = public
path = /home/public
browseable = no
writable = yes
read only = no