ArtifactoryにGitHubのmavenリポジトリを追加

GitHubにmavenリポジトリを作るが、その操作をすべてeclipseで行うにて、GitHubに独自のMavenリポジトリを作成した。

今度は、このリポジトリをArtifactoryに登録して、他の有名どころのリポジトリと同じ扱いができるようにしてみる。ArtifactoryについてはArtifactoryを参照のこと。そちらにリモートリポジトリVirtualリポジトリの説明がある。

リモートリポジトリの登録

まず、ログインしたらAdminメニューのRemoteを選択する。

おそらくここには最初にjcenterしか登録されていないものと思われるが、この画面例では既に他のリポジトリの登録がある。Newをクリックする。

Mavenをクリックする。

適当な名前とリポジトリの場所を指定する。この時、Testをクリックすると必ず失敗する。これは最上位レベルに何もファイルが無く404エラーが出るからだと思われるが、全く問題無い。セーブをクリックする。

以下のようにリモートリポジトリに登録される。

仮想リポジトリの登録

次に、他のリポジトリと「束ねて」いっしょくたに扱うために、仮想リポジトリに登録する。AdminメニューのVirtualをクリックする。

remote-reposをクリックする。

左側に、先に作ったgithub-mavenがあるので、右側に移動する。

やることはこれだけである。

リポジトリのテスト

あとは、このリポジトリからちゃんと引っ張ってこれるかをテストする。Gradleなら次のように記述する。

repositories {
  maven { url CENTRAL_REPOSITORY }
}

dependencies {    
  compile group: 'com.cm55', name: 'pdfmonk', version: '1.0.0'
}

ちなみに、CENTRAL_REPOSITORYはgradle.propertiesで次のように定義してある。もちろんこれは社内サーバのIPアドレスになる。

CENTRAL_REPOSITORY=http://10.8.92.1:8082/artifactory/libs-release