実践的GWTサンプル、その1
実践的なGWTサンプル第一弾を作成してみた。
https://github.com/ysugimura/gwtSample1に置いてある。
概要
このバージョンでは、EclipseのGWTプラグインが作成するサンプルと機能的には全く同じだが、以下の点を改良している。
- マルチモジュール対応:元のサンプルにある単一のGWTモジュールではなく、いくつでもモジュールが作成可能であることを示す。
- これら複数のモジュールについて、別々のgradleプロジェクトとすることなくビルドが可能であることを示す。
- Eclipseの開発環境構築が「gradle eclipse」呼び出しのみで可能なことを示す。ソースセットや依存ライブラリ等がEclipseのビルドパスに設定される。
- 当然だが、デプロイされる最終的なwarファイルをビルドできることを示す。
前提条件
当然だが、以下のものが必要になる。
- Eclipse
- Eclipse GWT Plugin
- Gradle (Eclipse用のプラグインとしてはEGradleをおすすめする)
Eclipseへのインポートの方法
ソースを取得したら、「gradle eclipse」を実行して欲しい。これにより、Eclipseプロジェクトとして必要な.project, .classpathが作成される。その後にEclipseにインポートすればよい。
Super Dev Modeでの実行
Eclipse上の開発環境で実行するには、単純に、「GWT Development Mode with Jetty」を実行する。
二つのモジュール用のそれぞれのホストページFoo.htmlかBar.htmlかの選択があるので、どちらかを選択して欲しい。
※なお、なぜかFirefoxではうまく動作しない、原因不明である。Chromeでは動作するようだ。
warファイルの作成
単純にwarタスクを実行すれば、warファイルが作成される。
※こちらは当然ながらFirefoxでも正しく動作する。
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