javaSwitcher:任意のJRE上で実行形式jarファイルを実行するアプリ

2019年6月20日

以前に簡単にJREを変更してjarを実行として記述したことだが、アプリとしてまとめたので紹介する。

※現在のところ、対象はWindowsのみ、Oracle JREのみになる。Windows上で複数のOracle製JREを切り替えて使用することができる。

ソースとビルド済アプリのありか

※ビルド済実行形式.jarのみが必要であれば、後者からjavaSwitcher-..*.jarをダウンロードすればよい。

概要

一つのOS中には、複数のJREがインストールできるのだが、実行形式の.jarファイルをダブルクリックした時に使用されるJREは当然ながらただ一つである。しかし、複数インストールされているJREの中から任意のものを使いたい場合がある。これを簡単に行うためのアプリである。

画面のように、インストール済のすべてのJREが一覧表示されるので、いずれかを選択して、下部に実行対象とする.jarファイルをドロップすればよい。

一番下のボタンは、選択したJREをパスに設定して、コマンドプロンプトを呼び出すものだ。

使用方法

単純にjavaSwitcher-..*.jarをダブルクリックして起動する。なお、javaSwitcher自体はJava6以上で動作する。

自動的にすべてのJREのパスが表示されるが、ただし、最上部の表示に注意してほしい。

ここには、javaSwitcherそれ自体の動作環境が示されている。順にJavaのバージョン、OSアーキテクチャ、カレントディレクトリである。

例えば、ここからjre-9.0.1を選択し、別の場所においたjavaSwitcher-..*.jarをドロップしてみる。すると以下のような表示になる。

JREが9.0.1に、OSアーキテクチャが64ビットになり、.jarファイルを置いたc:\がカレントディレクトリになる。