HeadscaleサーバのURLを変更する
これまでhttps://hs.example.comで運用してきたHeadscaleサーバを、新たなURL、https://hs.newone.comに変更してみる。
サーバの修正点
サーバ側の修正自体は簡単だ。docker-compose.ymlの二箇所、config/config.yamlの一箇所を新たなドメインに変更する。
クライアント側の修正点
既にクライアントをたくさん登録している場合は厄介だ。それぞれのクライアントは、https://hs.example.comをサーバと思い込んでいるので、https://hs.newone.comに変更しなければならない。
これはLinuxだろうが、Windowsだろうが同じで、例えば以下だ。
tailscale down
tailscale up --login-server https://hs.newone.com
とする。しかし、当然だが、既にexit-nodeの登録をしているマシンでは、–advertise-exit-nodeフラグも一緒に指定する必要がある。やめる場合には、
tailscale up --reset --login-server https://hs.newone.com
などとする。
不思議なところとしては、再度登録を要求される場合と、全くされない場合がある。なぜ違いが発生するのかわからないのだが、再登録をしてもIPアドレスは変更されない。