OpenJDKを試す、その1
※OpenJDKについては/tag/OpenJDKを参照してほしい
※2019/6/11:OpenJDKのリリースについてまとめている方がおられる。Javaのサポートについてのまとめを参照してほしい。
Oracle製Javaとサポート無くなる詐欺で書いたように、OracleのJavaは将来的に(タダでは)使えなくなる。代替となるのがOpenJDKであるが、どの程度使えるものなのかを見ていきたいと思う。
本日行ってみた結果
感触としては、
- インストーラがない。パスも何も設定してはくれない。解凍してどこかに置くだけ。単純と言えば単純なのだが、一般ユーザがこれをやるのは辛いかもしれない。
- JREは無い。JDKのみ。JREはJDKに含まれているのだが、「開発環境要らない」って人にも、もれなく開発環境がついてくることになる。
- それほど複雑な機能をためしてはいないが、動作としては問題は無いように思える
インストールする
OpenJDKのウェブサイトはhttp://openjdk.java.net/になる。
対象はWindowsで、現在のバージョン10.0.2を入れてみることにする。http://jdk.java.net/10/からWindows用のtar.gzをダウンロードし、解凍する。
解凍すると、jdk-10.0.2というフォルダになるので、名称変更してopenjdk-10.0.2とし、c:\Program Files\javaに放り込む。
名称変更するのは、既にインストールされている本家のjdk-10.0.2というフォルダがあるからだ。
あとは、適当にパスを設定するなどすればよい。
実行してみる
ここでは本家のjdk-10.0.2との違いを見るのだが、違いとは言っても劇的な違いがあるわけでもない。とりあえずバージョン表示等の違いをみるだけだ。
本家
OpenJDK
本家
OpenJDK
と、この時点では大した違いなどは無い。
JavaFXは入っている
ちなみに、どこかでOpenJDKとOpenJFXは別だといった書き込みがあったのだが、上記のインストールで問題なくJavaFXを使うことができた。これも特に問題はないようだ。
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