bit.lyは使えない

なぜかbit.lyにアクセスすると、ウイルスチェックソフトが警告してくる。クレジットカード等を絶対に入力するな云々と。

そんなもの入力しないので別に良い。大して使っていなかったのだが、このサービスbit.lyが全く使えないことに今更ながら気がついた。

あるURLを短縮してもらったら、例えば、次のようなURLが出てきた(創作である)。

https://bit.ly/4WRl8Hl

なぜbit.lyを使うかと言えば、チラシなどにURLを表示し、手入力してもらいたい場合があるからだ。もちろんQRコードも掲載するが、必ずしも使えるとは限らない。

しかし、上のURLをいくら手入力しても目的のURLにならない。エラーになってしまう。本当にこれは不可解な現象だった。

https://bit.ly/4WRI8HI

よくよく見てみると、手入力したのは大文字のアイ(I)で、bit.lyが出してきたのは小文字のエル(l)だったのだ。イチ(1)には見えないので、アイだと思い込んでいたのだが、実はエルだった。

これでは使えない。こういった紛らわしい文字を避けるという頭が、もともとbit.lyには無かったようだ。

これでは、このURLを示しながら、「lは小文字のエルです」と注意書きを添えなければならない。二度と使うことは無いだろう。

他に適当な短縮URLサービスは無いものだろうか。。。。

他も調べてみた

URL短縮サービスで検索すると、様々紹介されているが、「手入力のしやすさ」に着目したものはなかなか無い。そもそも短縮URLの目的はそこでは無いのだろうか?

どんなに長いリンクだろうが、デジタル上では単に記述してそれをクリックしてもらうだけだろう。短縮URLサービスなど不要である。私自身もめったに使ったことなどない。

  • https://is.gd:使えない。同様にIだかlだか1だかわからない文字を生成。
  • https://Ow.ly:有料で最低でも月5,000円だという。何に使うのだろうか?無料でも使えるというが、どうやるのかわからない。
  • https://tinyurl.com:数字と英小文字のみ使われている。何度かやってみたが、イチとエルは出て来ないようだ。ただ、tinyurl.comという長いドメイン名を入力するのが面倒かも。
  • https://tiny.cc/:これも数字と英小文字のみ使われている。何度かやってみると、いわば連番になっているので、イチとエルが出現するかどうかは不明。tinyurl.comよりもドメインが短くてよい。しかし、今回短縮対象としたURLを入れて見ると「Domain not allowed」として短縮してくれなかった。「Request whitelisting」という機能があるが面倒。使えない。
  • https://bit.do:ログインしなくてはならないようだ。面倒。
  • https://cutt.ly/:ログインが必要
  • https://num.to:短縮URLは12桁の数字だけで構成される。英文字を使うより、長くなりがちだが、特にスマフォの場合には、英文字・数字と切り替えるのが面倒な場合があるので、数字だけなのは良いかもしれない。4桁ごとにハイフンで区切られるが、ハイフンは入力しなくても良いという。しかし問題としては、実際に短縮URLを入れてみると、いったん移動用画面になり、「移動する」ボタンを押さなければならない点だ。自動的にリダイレクトはしてくれない。これでも良いのだが、ただ、「移動する」だけではユーザは混乱するだろう。何かしらタイトルを入力できてそれが表示され、その上で「ここに移動します」的なページになぜしなかったのだろうか?使えない。
  • https://prt.nu:使い物にならない。何を入力しても「短縮行為を制限されているURLです」というエラーになる。

他にもたくさんあるようだが、どれもこれも中途半端すぎる。

https://num.toは非常に惜しい。何かしらURLを入力して、ユーザのわからないまま勝手にリダイレクトされるのではなく、「ここに移動しますよ」と表示され、「移動する」ボタンを押さないと対象URLに飛ばないことは非常に評価できる。が、しかし、その案内があまりに簡単すぎるため、ユーザは何か間違ったと思うかもしれない。本当に残念な仕様だ。

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Posted by ysugimura