WordPressプラグイン「WebP Express」その1

2019年5月19日

WebPについての全投稿は/tag/WebPにあるので参照されたい

特にWebP対応の方法を一読してほしい

wordpressのプラグインとして、自動でWebP画像に変換してくれるというプラグイン「WebP Express」があるので、どの程度のものなのか、その説明書きを訳してみる。

https://wordpress.org/plugins/webp-express/の2019/5/18時点、version 0.13.2のものだ。

WebP Express

説明

モバイルユーザの5人に4人がwebp画像表示可能ブラウザを使っている。が、ほとんどのウェブサイトではjpeg画像を出している。これらは、同じ質のwebpに比較すると約倍のサイズである。なんてバンド幅の無駄なんだ!このプラグインは、この状況の解決策を提供する。少々の努力で、wordpressの管理者がそのサイトにおいて、自動生成されたwebp画像を提供できる、それをサポートするブラウザに対してである。その一方で、webpをサポートしていないブラウザに対しては、jpg,pngを提供する。

画像コンバータ

このプラグインはWebP Convertライブラリを使用して画像を変換する。WebP Convertは複数の方法を用いて画像を変換する。「ローカル」な方法がある:cwebp, gd, imagickだ。もし君のホストマシンでこれらのどれも動作しない場合、クラウドによる代替がある。ewww(有料)あるいは「WebP Express」を取得し「web service」機能を有効化したWordPressサイトに接続することだ。

「WebPをサポートするブラウザにWebPを提供する」という部分

このプラグインがWebPをサポートするブラウザに対してそれを提供する方法としては複数ある。

  1. jpeg/png画像を対応するwebp画像にルーティングする。あるいは、まだ画像が変換されていなければ画像コンバータに送る。
  2. HTMLを変更し、imageタグをpictureタグに置き換える。未作成のwebpは訪問の時に生成される。
  3. HTMLを変更し、imageのURLを置換する。そして、すべてがwebpを指し示すことになる。この置換は、webpをサポートするブラウザに対してのみ行われる。再度だが、未作成のwebpは訪問のときに生成される。
  4. Cache Enablerとの協調により、上と同様のことが達成される。が、ページキャッシングと共にである。
  5. すべてのブラウザにwebpを送ることもできるが、それと共にwebpjs JavaScriptを提供する。これは、webpをサポートしていないブラウザに対してwebpサポートを提供するものである。現在のところは、自身でJavaScriptを追加しなければならないが、次のリリースでは、これを追加するオプションが提供できると思う。

このプラグインはWebPConvertとここ(リンク切れ)に記述された「WebPオンデマンド」ソリューションに基づいて作成されている。

(以下略)

実際の使い方はWordPressプラグイン「WebP Express」その2に書くことにする。