WindowsユーザはiCloudメアドを作れない
Apple製品を全く持っていないのだが、icloud.comのメアドが必要になったので、何とか取得できる方法は無いものかを検討してみた。
結論としては、作れないようだ。以下行ってみたものを書き留めてみる。
Apple IDを作成する
Apple IDというものを無料で作成することはできる。https://support.apple.com/ja-jp/apple-idで適当に入力すればよい。
※しかし、このApple IDを取得したのはかなり昔のことなので、その時にiPhone/iPadが必要だったかどうかは思い出せない。
ちなみに、このApple IDなるもの、パスワードに加え、三つもの「秘密の質問」なるものを登録しろと言ってくる。毎回思うのだが、これに何の意味があるのか不明である。ユーザとしては、秘密の質問があれば、それはパスワードと同時に保存しておくだろう。「最初に飼ったペットの名前は?」と言われても、複数出てくるかもしれないし、「最初の車は?」と言われても呼び方は違うかもしれない。全く意味不明な仕組みである。
ともあれ、手持ちのメアドを使ってApple IDなるものを作成することができる。
icloud.comにログインしてみる
このApple IDを使用して、https://www.icloud.comにログインすることができる。
以下のような画面で、icloudドライブなるものも利用でき、ウェブ上にてファイルをアップロードしたりできる。
検索してみると、この画面に「メール」というアイコンがあり、そこからicloud.comのメアドが作れるようなことが書いてあるのだが、実際には「メール」アイコンは存在しない。
Windows用iCloudをダウンロード・実行する
次にWindows 用 iCloud をダウンロードするからWindows用のiCloudをダウンロード・インストールし、実行する。
そして、Apple IDでログインしようとすると。。。
「windows用iCloudを使用するには、Apple IDを使ってiOSまたはOS Xデバイス上でiCloudを設定する必要があります」なんだそうだ。
検索してみると、たしかに、一時的にでもiPhone, iPadで設定を行う必要があるようだ。
たしかにhttps://help.apple.com/icloud/#/mmfc0efea4にはこうある。
注記:Windowsコンピュータは持っているものの、MacやiOSデバイスを持っていない場合は、WebアクセスだけでiCloudを使用して、お使いのブラウザからメモ、連絡先、iCloud Drive、Pages、Numbers、Keynoteを使用できます。
訳のわからない仕組み
Appleのユーザに対するサービスなのだから、これはこれで正解で、文句を言う筋合いは無いのだが、しかしそれならそもそも自社製品でだけ登録や利用ができるようにしておけば良いものを、なぜそうではないのかが理解できない。
元はAppleを使っていたが、Windowsに乗り換えた人のためにこうなっているのだろうか?
ともあれ、Windowsユーザとしては、iCloudをインストールしただけムダ骨であった。