Remote Desktop Manager
リモートデスクトップについては、リモートデスクトップまとめを参照されたい。
これは「リモートデスクトップ」ではなく、「リモートデスクトップ」を「マネージ」するソフトだ。それ自体ではリモートデスクトップの機能は無い。
例えば、現在あちこちのマシンへリモートデスクトップ接続ができるとして、それがAnyDeskやらTeamViewerやらVNCやらとバラバラの場合に、それをひとまとめに管理してさしあげましょうというソフトである。
だから、例えば「俺はAnyDeskしか使わないんだ。全部統一してる」という方には無用の長物である。が、一応使ってみた。
現在のところAnyDeskしか使っていないので、AnyDeskで使えるものかを検証した。
ライセンスとダウンロード
フリーバージョンとエンタープライズバージョンがあり、エンタープライズバージョンはお一人様一年200ドルである。メアド等の登録で30日間試用できるらしい。
ダウンロードはhttps://remotedesktopmanager.com/から行う。
インストール
ダウンロードしたexeを実行する。
Typicalで良いだろう。
このままで良い。
終了すると、同時に起動する。
とりあえず登録せずに使ってみる。
日本語は無いのでそのまま
起動直後の画面は以下のようなものだ。
AnyDesk用Add-onを入れる
デフォルトではAnyDesk用の機能は入っていない。Add-onになっている。以下のようにToolからAdd-on Managerを呼び出す。
AnyDeskをクリックしてInstallする。
AnyDeskセッションを追加する
接続先のAnyDeskの情報を入れる。Local Data Sourceを右クリックして、Add New Entryする。
スクロールしていくとAnyDeskがあるので選択してOK。
名前は何でもよい。HostとしてAnyDeskの番号を入力。先方のマシンにはパスワード設定してあるので、それを入力する。
あとはこの「my first connection」をダブルクリックすれば接続する。
総評
たしかに様々なプロトコルを使ってあちこちに接続している人には便利かもしれない。対応するものとして、ありとあらゆるものがあるようだ。
先のAdd New Entryで出てきたものとしては、
- RDP(Microsoft Remote Desktop)
- VNC
- Apple Remote Desktop(APD)
- TeamViewer
- SSH Shell
- Telnet
- LogMeln
- Citrix
- X Window System
- FTP
- SCP
等など、とにかく外部と接続するものなら何でもサポートという感じだ。もちろんこの中にはリモートデスクトップ(GUI)に限らず、キャラクターインターフェースも多く含まれる。
そういう対象が多くある人には便利かもしれない。