Kagoya-VPSへのSSH接続
KagoyaでVPSを借りる場合、必ずログイン用認証キーが必要になる。これは特にこちらで用意しなくてもよく、Kagoya側で作成してくれて、こちらの指定した名前をつけてくれて、あとは、その秘密鍵をこちら側にダウンロードして保存しておくだけでよい。これをsample.keyとする。この秘密鍵をなくすと、基本的にはKagoyaのコンソール以外からはログインできなくなる。とは言っても、例えば、Cockpitを入れれば、そのGUIからログインできてしまうが。
※これは、他のVPS業者でも同じかもしれない。
つまり、ごく普通のターミナルプログラム(PuTTYとかTera Termとか)や、コマンドラインのSSHで接続する場合にのみ、この秘密鍵が必要になってくる。そして、この秘密鍵があれば、rootのパスワードは不要で、パスワードを入力しなくてもrootでログインできてしまう。
sshコマンドラインの場合
ダウンロードした認証キーsample.keyは、テキストファイルであり、中身を見ると、以下のような具合だ。これはpem形式と言うらしい。
-----BEGIN RSA PRIVATE KEY-----
MIIEqAIBAAKCAQEAyCzed6xjUdzt91.......................
...............................
-----END RSA PRIVATE KEY-----
sshコマンドラインで接続する場合はこれをそのまま使う。
sudo ssh -i sample.key root@123.123.123.123
で、ルートパスワード無しでルートとしてログインできる。
PuTTYの場合
PuTTYを使う場合、あらじめpem形式をPuTTY専用の鍵形式ppkに変換しておかないといけない。Windows等ではGUIでできるが、Linuxの場合はコマンドラインを使う。
puttygen sample.key -o sample.ppk -O private
すると、PuTTY用のsample.ppkファイルが作成される。あとは、PuTTY本体を起動して、サーバのIPアドレスとsample.ppkを指定すればよい。
任意のユーザでパスワード無しでログインできるようになる。