KeePassを使ってブラウザ上のパスワードを管理、その8 KeeFormによるFirefoxとの連携

2019年4月19日

※KeePassに関する全投稿は/tag/KeePassを参照されたい。

これまでに、Windows用のKeepassアプリを導入し、ブラウザのパスワード管理方法として以下を見てきた。

  • Firefox上でのKeeを使った連携
  • Chrome上でのChromeIPassを使って連携(配布終了しており、現在は使用できない)
  • Chrome上でのKeeFormを使った連携

さて、Chromeでも使用したKeeFormはFirefoxにも対応しているため、今回はこれをFirefoxに入れてみることにする。

配布サイトを表示する

インストールと使い方は、ほぼChromeの場合ど同じようなものだ。まず以下のサイトを表示する。

https://keeform.org/keepass2/keeform-for-firefox

Chromeの場合と全く同様で、インストールは二段階であり、左のボタンで先にKeePass用のプラグインをインストールし、右のボタンでFirefox用のアドオンをインストールする。

KeePass用プラグインのインストール

左ボタンからダウンロードしたら、実行する。このときKeePassをいったん終了しておくこと。

ここではKeePass側のエントリをダブルクリックしたとき、どのブラウザを呼び出すかを指定する。

デフォルトのままが無難

ここでは適当なパスワード(なんでもよい)を入力する。あとでブラウザ側のアドオンの設定で同じものを入力する。

このままにしておく、下手にいじると動作しないと思われる。

以上が終了したらKeePassを起動しておく。

ブラウザアドオンのインストール

最初の右側のボタンをクリックする。単純にアドオンをインストールするだけだ。

インストールすると、右上にこのようなアイコンが現れる。

先に決めたパスワードをアドオンの方にも入力する必要がある。これが少々わかりにくいのだが、以下の箇所である。

使い方

以上で終了である。ブラウザがログインを要求される場面になると、自動的にアカウントが入力されるし、KeePassの方に登録したURLをダブルクリックすることでも、そのウェブサイトが表示され、自動的にアカウントが入力されている。