LinuxでLINEを使う
もちろんLINEなどというものはスパイされ放題で、Linuxに移行してまで使うものではないのだが、しかし、とりあえず以下の条件での使用を考えてみる。
- 自分にとって重要な人物を他のシステム(Signal, Session)に移行してもらうまではLINEを使う
- スマフォで文字列を書き込む気はない。書き込むのは常にパソコン
Wine上でのLINE〜うまくいかない
パソコン上でのLINEはWindowsしか(Macも?)サポートしていないので、本格的にLinuxcに移行するには、仮想環境でWindowsを動かすのが最も早道だろうが、そこまでする気はない。
Wine上ではどうかといえば、え!?LinuxでLINEがしたい!?という記事があった。
結論から言えば、全くうまく行かない。原因を救命するのも面倒なので、この方法は断念する。
Chrome上でのLINE
以前に使ったことがあるのだが、Chrome上でLINEを使うことができる。そして、BraveでもChromeのプラグインが使える。
これは完全にうまく行った。単純に拡張としてLINEをBraveに入れてしまえばよい。単純に「設定>拡張機能>拡張機能をさらに追加」で、LINEをインストールすれば良い。
ただし、不都合はある。
- LINEのサーバは、過去二週間くらいしか保持していないようで、それ以前のものは保持されないようだ。スマフォやパソコンの場合には過去ログが蓄積されていくが、このブラウザプラグインの場合は、再起動すれば、最新の二週間になってしまうものと思われる。
- 送信取り消し操作などができない。
- アルバムやノートなどが一切見れないし、書き込めない
- いったんLINEのポップアップを消すと、再度ログイン操作が必要で、これにはスマフォが絶対に必要になる。ユーザ名・パスワードだけではログインできない。
- 通話などもできない。
しかし、ともあれ、スマフォで文字列を書くことは避けられる。たとえスマフォにBluetoothキーボードを接続しても書きたくはないので。
LINEの履歴をどこに持つか?
不思議なことに、LINEの仕様として、スマフォ版は一台しか認められていないようだ。
つまり、機種変更などで、別のスマフォにLINEをインストールしてそこにログインすると、以前にスマフォ上でのLINEは全く見れなくなってしまう。
その一方で、パソコン版とブラウザ版を並行に使っていても良いらしい。おそらくは、複数のパソコン版を使っていても良いと思われる。
そして、スマフォ版のLINEの移行方法としては、例えばAnsdroid版の場合には、Googleドライブを経由したものとしか正式にはサポートされていないし、Googleアカウントを使いたく無い人は移行することができない。
ところが、調査したところ、パソコン(Windows)の場合、以下にすべてのデータが格納されていると思われる。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\LINE
実際のところ、パソコンにLINEをインストールした後に、このデータを移行したところ、過去履歴がすべて保持されていた。
つまり、こういうことである。
- 仮にスマフォを移行する場合でも、LINE公式のGoogleドライブによる移行はしない
- 過去履歴はすべてパソコン側に持つ。たとえパソコンを移行しても履歴データを移行すればよい。
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