まだウソをつき続けるヤマト
ヤマトホームコンビニエンスの不正請求事件については、/tag/yhcを参照して欲しい。私自身が、ヤマトから被った迷惑も記述している。
8/31の新聞紙面に、引っ越し課題請求が総額の16%、3億について「悪意で上乗せした見積もり」という記事が出た。一部は組織ぐるみの不正だったと認定したが、経営層による不正の指示は否定されたとしている。
もちろん、これは私の推測でしかないが、ウソである。記事によれば、
ヤマトHDは7月下旬、データが残る2016年5月~18年6月の約2年間で過大請求が2640社の計約4万8千件に及び、その総額は約17億円にのぼると発表した。
としているが、既に発表されている不正請求額は、31億である。以前の報道ではこうあった。
2016年5月~今年6月に請け負った引っ越しで請求した約17億円に加え、13年7月~16年4月にも約14億円を過大請求していた可能性があるという。
さらに2013年以前の、2011年には既に内部告発があったのである。つまり、2011年以前からヤマトホームコンビニエンスは過大・不正請求を行っていたことが確実である。
しかし、今回親会社であるヤマトHDが発表したのは、「データが残る2016/5~2018/6の二年間の17億分」だというのである。
しかも、「外部の専門家でつくる調査委員会」だが、この委員会は、当時の内部告発者や顔出し実名で告発している元支店長の話を聞いてはいまい。
なにをかいわんやだ。
ヤマトHDは、適当なところでごまかし、事態を収集するつもりなのである。これでヤマトに自浄能力など無いことが明確になったと言えるだろう。